マーケティングの基本

そもそも、マーケティングとは何か

マーケティングとは何か、マーケティング思考とは何かを、マーケティングを専門にしていない方にもわかるように29ページの資料にまとめました。なぞるがクライアント企業に、マーケティングを組織に根付かせるための共通言語として配布している資料です。

書籍『AI時代に差がつく マーケティング思考力トレーニング』(フォレスト出版)第1章の内容をもとにしています。

POINTS

この資料の3つのポイント

  1. マーケティングとは

    自然と売れる状態(PMF)に向けて、価値が循環する仕組みをつくること。広告やSNSは、商品・価格・届け方・伝え方のうち「伝え方」の一部です。

  2. マーケティング思考とは

    顧客理解・戦略設計・企画構想の3つの力を、行き来しながらつなげて使うこと。

  3. 仕事で使うには

    経営から顧客の反応までを一本の筋でつなぎ、部門をこえて同じ順序で考えること。

PMF

自然と売れる状態(PMF)

PMF(プロダクト・マーケット・フィット)は、商品と、市場・顧客のニーズがかみ合った状態です。マーケティングは、どうすればこの状態にたどり着けるかを考え、行動に移すことです。

PMFまでの5つのレベル

顧客の継続率、事業の成長率、顧客の満足度の3つの数字を順に見て、いまのレベルを確かめます。

レベルいまの状態取り組むこと
Level 1継続されず、伸びてもいない商品の価値や、事業そのものを見直す
Level 2継続されないが、伸びている解約を減らすことに集中する
Level 3継続されるが、伸びていない顧客の分け方、マーケティング・セールス、提供体制を見直す
Level 4継続され伸びているが、満足度が低いブランディングやカスタマーサクセス体制に投資する
Level 5継続・成長・満足がそろう(PMF)成長投資で、アクセルを踏む

THINKING

マーケティング思考を構成する3つの力

  1. 顧客理解力

    顧客の言葉と行動から、顕在ニーズと潜在ニーズ、抱えている課題を捉える力

  2. 戦略設計力

    競合や代替手段、自社の強みを踏まえて、誰に、どの価値を届け、何を優先するかを選ぶ力

  3. 企画構想力

    商品・価格・届け方・伝え方を具体的な企画にして実行し、事業成果につなげる力

考える順序:顧客理解 → 市場・競争 → 顧客選択 → 価値 → 4P → 行動変容

QUESTIONS

共通言語にする6つの問い

迷ったら、この6つの問いに戻ります。会議で口に出すことで、部門をこえた共通言語になります。

  1. 顧客は誰で、なぜ買うのか
  2. 顧客は、何と比べているのか
  3. どの顧客を優先するのか
  4. その顧客に、何で選ばれるのか
  5. 商品・価格・届け方・伝え方は、そろっているか
  6. 顧客の行動は、どう変わったか

マーケティングを、組織に根付かせる。考え方をそろえる研修から、組織の仕組みづくりまでご一緒します。