Regional Project — 都市
月島人文知
都市の歴史・文化を再解釈する
Concept
複眼思考で街を観て、日常を捉え直す
月島と聞いて多くの人が思い浮かべるのは「もんじゃ焼き」と「タワーマンション」。しかしそれは、街の一側面に過ぎません。 月島人文知は、歴史・地図・文学・建築・生活文化など複数の視点から街を読み解き、 記号化されたイメージの向こう側にある、都市の奥行きと人文知を可視化するプロジェクトです。
Framework
「時間軸」と「視点」を横断する
過去・現在・未来の時間軸と、人・地理・経済・文化の視点を横断しながら、多角的にヒト・マチを観察するフレームワーク。

Background
プロジェクトの背景
なぜ月島なのか
月島は明治時代の埋立てによって誕生した街です。築地市場の移転、タワーマンションの建設、路地文化の変容—— 急速に変わりゆく都市の中で、歴史や文化がどう受け継がれ、どう変容していくのか。 その問いに向き合う場所として月島を選びました。
人文知とは
歴史学・地理学・文学・社会学など人文科学の知見を横断的に活用し、 街の成り立ちや人々の暮らしを多角的に理解する知の体系です。 データだけでは見えない文脈や意味を読み解くための、もうひとつの「目」となります。
Research
地図から歴史を遡る
月島・佃の地図を歴史的に遡り、埋立て・橋・鉄道インフラの変遷から街の成り立ちを読み解きます。

Fieldwork
路地・長屋に息づく生活文化
月島のディープな食体験は路地・長屋にある。観光地化されたもんじゃ通りの裏側に広がる、暮らしの風景を記録します。

Timeline
月島・佃島の歴史年表
1590年の漁師の入植から現代の湾岸開発まで、400年以上にわたる街の変遷を一望します。

Approach
取り組みの内容
歴史・地図リサーチ
明治期の埋立て計画から現在までの地図変遷を追い、街の物理的な変容と社会的な背景を重ね合わせて読み解きます。
文学・記録からの再発見
月島を舞台にした文学作品や新聞記事、住民の記録などから、街に刻まれた生活文化や価値観を掘り起こします。
フィールドワーク
路地・長屋・商店街・水辺など、実際に街を歩きながら、地図や文献だけでは分からない現在の月島の表情を記録します。
コミュニティとの対話
地域の方々との対話を通じて、外から見えない街の価値やつながりを理解し、プロジェクトに反映します。
Event
地理人さんと学ぶ「マチとヒトを観察するコツ」
空想地図作家・地理人さんをゲストに迎え、月島・佃の地図を深読みするイベントを開催。地図から社会・地域の変化を読み解く視点を学びました。

Keywords